「夫婦同時育休」で感じた5つのメリット
まだまだ少ないとはいえ、男性でも育児休業(以下「育休」)を取得するパパが増えてきました。直近の調査では、約13%のパパが育休を取得しているというデータもあります。
そこで共働き夫婦が考えたいのが、夫婦がお互いにいつ育休をスタートさせるか。考えられるパターンとしては、
・夫婦で一緒に長期間取る「同時育休」
・妻の育休明けに夫が取り始める「バトンタッチ型」
・妻の育休中に夫が短期間育休を取る「短期集中型」
の3つではないでしょうか。
この内我が家は夫婦で一緒に育休に入った「同時育休」に当たります。そこで、夫婦で同時に育休を取得して感じたメリットについて書きたいと思います。
メリット①:育児に関する目線合わせができる
夫婦で同時に育休を取得すると、必然的に夫婦一緒に過ごす時間が長くなり、育児に関する目線合わせがしやすくなります。子どものオムツ交換やミルクのあげ方、お風呂の入り方、寝かしつけのタイミング…各家庭でそれぞれのやり方があるものですが、夫婦で「我が家のやり方」をじっくり話し、作り上げることができます。少し先の話まですれば、教育方針や習い事のことまで話す時間も。
何よりこの目線合わせを通して、夫婦二人で育児に向き合うという意識の共有ができます。
メリット②:手続きや健診のスケジュール共有がしやすい
赤ちゃんが生まれると出生届や健康保険の申請等の手続きをし、それが終われば1ヶ月健診を皮切りに次々と健診、予防接種の予定が入ってきます。夫婦で同時に育休を取得すると、これらのスケジュールや予定を夫婦で共有しやすくなるというメリットも。いつまでにどの手続きを完了させなければいけないか、何月にどの予防接種に連れて行くか…を夫婦で確認し合う時間が取れることで、予定が立てやすくなります。
メリット③:家事と育児を同時並行で進められる
夫婦で同時に育休を取得するということは、家事育児の担い手が二人いるということ。そのため家事育児を二人で分担し、同時並行で進められます。オムツを換えつつミルクの準備、寝かしつけをしつつ食事の用意、赤ちゃんをあやしつつ買い出し…等々。すると赤ちゃんのお世話に必ずどちらか一人が関わりつつ、もう一方が家事をすることができるので、忙しさが半分以下に。気持ちに余裕を持って赤ちゃんに接することができています。
メリット④:お互いに自分の時間が取りやすい
メリット③と繋がることですが、家事、育児の忙しさが軽減されることで、夫婦お互いに自分の時間を取りやすくなります。子を持つ親になったとはいえ、パパもママも一人の人間。子育て一辺倒ではなく、自由なことをして過ごす時間を取れるのが理想ではないでしょうか。
実際、乳幼児の子育てをしながらこうしてブログを書く時間もありますし、日中は読書もできています。妻も読書や「どうぶつの森」を楽しんでいます。
メリット⑤:夫婦で話す時間が多く取れる
いわゆる「ワンオペ育児」と比較して、一番のメリットがこれではないでしょうか。妊娠中は思うように外出できず、怒涛の出産を経て、休みなく育児に関わり続けなければならないママ。「産後うつ」になってしまうママも珍しくはありません。夫婦で同時に育休を取ることで、夫婦で話をする時間が多くなり、そこで悩みを聞いたり、一緒に考えたりすることができます。我が家でも毎日のように育児や普段の生活の悩みや困ったことを話して、夫婦で共有しています。
「夫婦同時育休」は家族の時間を共有すること!
まとめると、「夫婦同時育休」のメリットは夫婦で多くの時間を共有できること。それには夫婦二人で一緒に過ごす時間もあれば、別々に家事育児を分担する時間、協力して捻出したお互い一人で過ごす時間もあります。
育休には様々な取り方がありますので、一概に「これが一番!」といえる絶対的な方法はありません。しかし上記のようなメリットに魅力を感じるのであれば、「夫婦同時育休」を検討してみてはいかがでしょうか。