妊婦健診にかかる費用は?初診から出産直前までのまとめ
妊娠かも?と思ったら、産婦人科で「妊婦健診」を受けますよね。そして産婦人科には、出産直前まで通うことになります。妊婦さん、そして赤ちゃんの健康のための「妊婦健診」ですが、気になってしまうのがその費用。出産まで、どのくらい必要なのでしょうか。
一般的な事例と、実際に我が家でかかった費用をまとめました。
なおこの記事に使う数字等は、こちら(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=82ab4662&dataType=0&pageNo=1)の厚生労働省の資料を参考にしています。
「妊婦健診」全部で何回通うの?費用はいくら?
厚生労働省によれば、一般的な妊婦健診の回数は14回とされており、以下がその内訳になります。
・妊娠初期〜23週まで…4週に1回=4回
・妊娠24週〜35週…2週に1回=6回
・妊娠36週〜出産まで…1週に1回=4回
となっています。あくまで一般的な事例、ということで個人差があります。
そして気になる費用ですが、以下の様になっています。
・初診:5,000円~10,000円
・2回目以降:5,000円~8,000円
単純計算での総額は、一番低い場合で7万円、高い場合で12万円ほどになります。
妊婦健診は保険の適用がありませんので、全額自己負担とされています。しかし保険が適用されない代わりに、自治体ごとに「妊婦健康診査助成券」を交付しています。「妊婦健康診査助成券」とは、簡単に言えば妊婦健診にかかる費用に使える補助券であり、一回の健診あたり5,000円〜8,000円の補助が受けられます。ちなみに「妊婦健康診査助成券」は自治体に妊娠届を提出した時に交付されますので、特別な手続きは必要ありません。
そのため最終的な自己負担の総額としては、4万円〜6万円程になる方が多いようです。
「妊婦健康診査助成券」を使っても、決して低いとは言えない金額ですね。プレパパの皆様は、計画的にお金の準備をしておきたいところですね。
実例紹介:我が家の場合
さて、上記はあくまで一般的な事例で幅があります。「実際いくらかかるの?」と気になる方もいらっしゃるかと思います。
そこで参考になればと思い、我が家でかかった費用(自己負担総額)をまとめました。なお、
・妊娠かも?と感じたのが早かったため、妊婦健診には早めから通っていた
・途中切迫早産と診断されたため、妊婦健診の回数が増え、かつお腹の張り止め等の薬剤費もかかった
という事情があるため、やや多めに費用がかかっている可能性があることにご留意下さい。
以下が、週数別のかかった費用です。
・妊娠初期〜23週まで…36,000円
・妊娠24週〜35週…25,000円
・妊娠36週〜出産まで…23,000円
合計: 84,000円
やはり、上記事情があったため一般的な費用よりは多くかかっていますね。
妊婦健診にかかる費用は回数や妊婦さんの体調によって変動がありますので、参考にしてみて下さい。