共働き夫婦のためのライフプランブログ

共働き夫婦のライフプランについてのブログ。育児や家計など、ライフプランに関することの情報を発信しています。管理人は2020年3月、パパになりました。2020年4月から夫婦二人で育休取得中。Twitterは @momondo22 です。

学資保険って必要?メリット・デメリットから考える

 子どもの教育費を考える時、入るべきか悩むのが「学資保険」ですよね。漠然と「将来の教育費のために入っておいた方が良いかな…」とは思いつつ、「本当に必要なの?」とも考えたり。
 この記事では、「学資保険」のメリット・デメリットを把握した上で、「学資保険」に入るべきか考えます。

 なお「教育費」全般についてはこちらの記事が詳しいので、ぜひご一読下さい。

 

※記事中の表記ですが、
保険料=支払うお金
保険金=受け取るお金
を意味します。

 

そもそも「学資保険」って?メリットはあるの?

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 「学資保険」とは、一定期間(10年や15年)毎月決まった金額の保険料を積み立てていく貯蓄型の保険です。そして積み立てた保険料を、進学のタイミングや満期になった段階で受け取るようになっています。
 「学資保険」の特徴として、積み立てた保険料よりもやや多くの保険金を受け取ることができるという点があります。2020年現在では、おおよそ返礼率は102〜106%となっています。ざっくりとですが、100万円積み立てたら102万円〜106万円になって戻ってくるイメージですね。他にも、積み立ての途中でパパに万が一のことが起きた場合には保険料の支払いが免除されるという特徴があります。もちろん以降の保険金はきちんと支払われますので、パパがいなくなって学費に困る…という事態が避けられる訳です。


 ここまでをまとめると「学資保険」のメリットは次のようになります。

 

「学資保険」のメリット


・毎月決まった金額の保険料を積み立てるので、教育資金の準備がしやすい
・支払った保険料よりも多くの保険金が受け取れる
・パパに万が一のことがあっても、子どもの学費は保証される

 


「学資保険」のデメリットは?入らなくても良い人とは?

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 それでは、「学資保険」にはどんなデメリットがあるのでしょうか。「学資保険」のデメリットは、先に紹介したメリットと表裏一体の関係です。

 

「学資保険」のデメリット


・積み立てた保険料は、自由に引き出すことができない
・途中で保険を解約した場合には、元本割れの可能性がある

 

つまり、積み立ての途中で教育費とは別にまとまったお金が必要になった場合、かえって損をしてしまう可能性がある、ということですね。

 

以上のメリット・デメリットを考えると、

 

・教育費は計画的に貯めている、貯められる
・そもそも教育費の準備がある程度できている

 

のであれば、「学資保険」は入らなくても良い、といえるでしょう。


メリットデメリットを比較しても決めにくいという場合には、
何があっても触れない102万円か、自由に動かせる100万円か」どちらがいいかと考えてみるのはいかがでしょうか。計画的に貯蓄することが苦手な方は前者でしょうし、貯蓄が得意だったり、まとまったお金が手元にある安心感を重視するなら後者でしょう。

 

 

参考:我が家は「学資保険」は不要!
参考までに、我が家でも「学資保険」のメリット・デメリットを比較して検討をしましので、その結論と理由を書いておきます。
結論は、「学資保険には入らない」ことにしました。
理由は、

・夫婦二人とも独身時代からきちんと貯蓄ができているので、教育費を経過的に貯められる(はず)
・10年、15年の間に何が起こるか分からないから、自由に動かせるお金は多い方がいい
・娘が大きくなった時に、高校や大学に行くという進路を選ぶか分からない。「学資」という名目で貯蓄するより、娘がどんな選択をしても応援できる「色のついてないお金」として貯蓄する

 

という考えがあったからです。
これはあくまで我が家の考え方ですので、ご家庭でぜひ「学資保険」が必要かを話し合ってみて下さいね。

 


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