育児中に見直したい、家で簡単にできる家計の節約
これから出産を控えるプレパパや、育児中のパパの悩みのひとつが「家計の節約」ですよね。夫婦二人の時にはなんとなくやりくりできていても、子どもが生まれたらそうはいきません。日々の生活費は増加し、将来のための貯蓄もして…となると、家計の見直しと節約は必須。しかし、どこから見直せばいいのでしょうか。
ここでは、おすすめの節約方法である「固定費の削減」について、家にいながら簡単にできる方法を紹介したいと思います。
なぜ「固定費の削減」がおすすめなの?
家計の「固定費」とは、毎月決まった金額を支払うものをいいます。例えば家賃や保険料等ですね。対して毎月金額が変わるものは「変動費」と呼ばれ、食費や日用品が当てはまります。
「家計の節約」というと、真っ先に食費を削ったり…というのが思いつきがちですが、おすすめは出来ません。例えば食費は季節や天候によって物の値段が上下しやすく、節約の効果が見えにくいものです。そうなると節約も長続きせず、結果として元に戻ってしまう…というのがよくあります。
しかし「固定費」は毎月決まった金額を支払うため、一度見直しをすれば見直した効果がずっと続きます。例えば家賃を5,000円下げられれば、毎月自動で5,000円、一年では6万円の節約になります。食費を毎月5,000円減らそうとすれば、毎月どころか毎日の買い物で気をつけ続けなければならないでしょう。
これが、「固定費を削減」がおすすめな理由です。
「固定費の削減」具体的には何を見直す?
実際に固定費を削減するには、何を見直せば良いのでしょうか。上記の例では家賃を出しましたが、家賃は引越しをしなけばならないのでかなり大掛かりですよね…。
ここでは、家にいながら簡単にできる固定費の削減方法を紹介します。
①電気代の見直し
電力自由化が始まった当初に比べて話題になることが少なくなりましたが、電気代の見直しは重要です。「電気代って毎月変わるものじゃ…」と思うかもしれませんが、注目したいのは電気料金そのものではなくいわゆる「セット割」です。電気事業者が提供する別のサービスを一緒に契約すると、割引が効くようになります。電気をこまめに消して…と気をつけるよりも、簡単に支出を削減できますよ。
電気の乗り換え、というと難しく聞こえますが、実際にやってみるととても簡単です。ちなみに我が家は「ソフトバンクでんき」に乗り換えましたが、手続きは全てウェブで完結、時間は20分程で完了しました。
詳しい手続きの流れ等はこちらの記事にありますので、参考にどうぞ。
②通信費の見直し
通信費の見直しというと、「格安スマホへの乗り換え」がすぐに思いつくかと思いますが、まずは自分の(家庭の)利用状況を確認しましょう。
・不要なオプションは付けていないか
・通信量は何GB使っているのか
・通話は多いか
・家族割引や光回線とのセット割引などは使えないか
以上の点は確認したいですね。
不要なオプションはすぐに解約するようにしましょう。
見かけの基本料金が安くても、通信量や通話が多いと、思った以上に高額の請求になった…ということもあるので、通信量、通話の頻度を把握して、適切な事業者、料金プランを選びましょう。
実際に我が家は、格安スマホの中ではやや基本料金が高めの「ワイモバイル」を夫婦で利用しています。
理由としては、
・通信量は少ないが、通話をすることが度々あるため、通話定額は必須
・同じ事業者(ワイモバイル)のため、家族割がある
・電気とのセット割(ソフトバンクでんき)がある
以上の理由から、他の格安スマホにするより、結果的に支払う料金は一番安くなりました。
③保険の見直し
保険の見直しについては、こちらの記事をご覧下さい。現在の家族構成や家計の状況に応じて、無駄なく必要な保険だけに加入するようにしましょう。
④NHK受信料の見直し
毎月発生しているるNHKの受信料。テレビを捨てる予定がなければ、これも「固定費」のうちのひとつです。NHKの受信料を削減する方法は簡単で、支払い方法を変更すれば良いだけ。
通常は2ヶ月に1回の支払いとなっていますが、6ヶ月分前払い、または1年分前払いに変更ができ、前払い期間が長い程割引が大きくなります。
・2ヶ月払: 2,520円(1ヶ月あたり1,260円)
・6ヶ月払: 7,190円(1ヶ月あたり1,198円)
・1年分払: 13,990円(1ヶ月あたり1,165円)
手続きは、こちらのページで行えます。
「家計の見直し」、手をつけるなら固定費から!
いかがでしたでしょうか。紹介した節約方法は、一度手をつけてしまえばずっと節約効果が続きます。
家にいながらインターネット上で完結するものばかりですので、一度は検討してみてもよいかもしれません。